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※診療日は学会等で変更になることがあります。
赤ちゃんの運動はわたなべ歯科へ
おぎゃーと産まれたその日から、ママの願いはひとつ。
元気に健康に育ってほしい。
でも、成長にともない出てくる悩み、
食べてくれない…
寝てくれない…
便利な世の中になり、都市化が進んだ現代は 子どもの運動不足が問題になっています。
現代は子どもの移動手段のほとんどが車や自転車またはベビーカーであり、歩く機会も距離も減っています。
子どもはしっかりと手を振ってたくさん歩くことで胸郭が広がります。胸郭が広がると、その子にとって、その子なりのベストな歯並びになるといわれます。
(必ずしも乱れなく、まっすぐ並ぶ、ということではありません。あくまでその子のポテンシャルを最大限に引き出せるということです。)
さて・・・1日に歩いておきたい距離はどのくらいかご存じですか?
なんと…年齢+1Kmにもなるそうです。(日本歯科大学名誉教授 丸茂先生ご講演内容より)
3歳のお子さんなら4Km。これを毎日だなんてびっくりですよね!
小学生くらいになると スマホや携帯ゲームの普及、遊ぶ場所が確保できない、習い事などで時間がない…
また 乳児になると、赤ちゃんとの身体を使った遊び方がわからない…との声もあがります。
では 身体を使って遊ぶことはどんな利点があるのでしょうか?
幼少期の運動は、意欲・気力の向上だけでなく、食欲にも大きな影響をもたらします。
身体を動かす時間や量が少なければお腹が空きません。
空腹を感じなければ、ごはんをおいしく食べることは難しいですし、食べたとしても少量で、次の食事の時間までにお腹が空いてしまい間食が必要となってしまい、その間食は次のご飯の時間にひびいてしまうことがほとんどです。
こうしたダラダラ食べはむし歯の原因になることもさることながら、食事の時間を楽しめないことや
偏ったものしか食べないなどの栄養面での心配も出てきます。
”食”という字は、”人”を”良”くすると書きます。
ただカロリーや栄養を摂取するのではなく、食事そのものを「楽しい!」と感じることや、食材や作ってくれた人に対しての感謝、何事もなく今日も食事をとれることへの幸せなども含めた時間となるようにするためには、子どもたちが空腹を感じることが重要になってきます。
まさに、子どもの仕事はあそぶこと!たくさん身体を動かして自己表現を楽しみ、のびのびと成長することが、子どもにとって重要なお仕事だと考えます。
子どもの健やかな発達(発育)のために重要なこと
”食べる”
”寝る”
”遊ぶ”
当院ではこの3点と考え、とても大切にしています。
上記の通り、遊びが不足していると食べることに影響を及ぼしますし、睡眠が足りていないと遊ぶ意欲もわきません。
これらはシンプルにみえて、意外と実行するのが難しい場合も多いです。
例えば睡眠時間。乳幼児は19~20時に寝て、朝6時頃起きるのが理想的と言われていることはご存じですか。現代は共働き家庭も増え、保育所などに通園している場合は帰宅も遅くなるため、この時間に就寝・起床させることができないというお声もいただきます。
また、遊びひとつとっても、おもちゃを使った座ったままでの遊び・砂場で遊ぶなどの静的な遊びと、走ったり跳んだりなど身体を使った動的なものとでは、同じ”遊び”でも狙いが異なります。どちらがいい、ということではありません。ただ、動的な遊びには、天候や時間、親の付き添いの必要性など静的なものより制限があり、生活の中で取り組みにくいということを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私たち【赤ちゃん歯科】がお伝えしたいのは、”しっかり寝て、よく食べて、たくさん遊ぶ”これらを理想通りしっかりと完璧にやりましょう!ということではありません。
子どもの豊かな発育のために必要な運動量や遊びを意識したうえで、できるところから少しずつ取り組んでいけることは、まったく知らないよりも非常に有利であるということなのです。
私たち【赤ちゃん歯科】もこれまで、離乳食や授乳の姿勢など、たくさんのお母様のお話しをお伺いしてきた中で、今これらと同じくらい必要とされているのことは、現代の子どもたちがたくさん身体を動かし心身ともに健康になることではないかと考え、アクティビティの時間を立ち上げることになりました